台湾でのビジス留意点について
台湾でのビジネスについて 、相手との信頼関係を築くことが一番です。たとえば相手企業を初めて訪問する際などは手土産を持参することなどです。台湾の方は相手と話す際はお茶とお菓子を出してもてなしてくれます。
【契約書の締結】
日本のように一度決まったことは、必ず履行する考えはないかもしれません。例えば、契約後でも内容の変更を求めてくる場合があります。また、口約束もまかり通ります。当然紛争の元となりますので、必ず紙に書いたもので残す習慣をつけてください。
【通訳の必要性】
通訳のページで詳しく述べていますが、お互いが共通語を持っていない以上通訳は必要です。では、相手もこちらも英語が堪能なのでコミュニケーションは問題ないとお考えの方がおられますが、現場レベルではいかがでしょうか?
一方、通訳が居ても相手の用意した通訳者はどっちの味方でしょうか?相手の用意した通訳者は現地の人です。その通訳者が公平に通訳してくれたとしても、その人が勉強した日本語とはどのようなものでしょうか? この辺りを十分考慮する必要があります。
【紛争解決】
一般的に紛争解決には台湾、日本及び第三国法があります。但し,少額では費用倒れになりかねません。少なくとも1000万円以上の紛争の解決からと思われます。
弊社では弁護士の手配も致します。
台湾でのタブー
台湾の人々はたいへん親日です。でも、マナーを守って友好的に接してください。
1.贈り物に時計を送ってはいけません。・・鐘(時計)=台湾語の「終わる」の発音と似ているから。
2.数字の4は台湾でも嫌われています。相手や時計や傘をプレゼントしないでください。
3.逆に好まれる数字は6や66です。
4.交通機関のMRTの車内では飲食禁止。罰金を請求された例があります。
5.公共の場所での喫煙と電子タバコを吸ってはいけません。
6.台湾の老人に日本語を話せる人がいますが、「日本語がお上手ですね」までにしてください。どこで習ったのか絶対に訊ねないでください。
7.日本でしていけないことは、台湾でもしてはいけません。
8. 夜遊び、火遊びにのめりこまないようにしてください。