少子化

2024年9月14日(土)の報道特集で再度取り上げられましたので、要約をお伝えいたします。

なぜ台湾なのか?日本で進まない理由とは

1.体外受精を10回以上つ続けたが妊娠できなかった。子宮検査や子宮を活性化させる治療や漢方、鍼灸など何度も行った。気づけば家を買うお金の貯金1000万以上をつぎ込んだ。一回の支払いが27万円とか30万円、採卵すると100万円以上が飛んでいく。でも、結果はまたダメだったの連続。そこで、海外の機関で検査をしてもらったら全てのの検査で染色体異常が見つかった。

最終的に卵子提供だった。日本で仲介業者を通じて遂に次男を授かることとなった。かかった費用は500万円だった。生まれてきてくれて嬉しかった。

しかし、国内で卵子の提供を受けるのは容易ではない。NPO法人OD-NET卵子提供登録支援団体によると卵子提供のドナーが途中で仕事が忙しいからとかリスクがあるなら辞めてしまう。実態は応募して頂いた方の5%くらいだ。

一方、卵子提供などの生殖補助医療に積極的なのが台湾だ。台湾で卵子提供を受ける15%が外国人だ。台中市の台中NUWA生殖医療センターで医師から説明がある。費用は260万円。ある日本人は卵子に対しての希望は血液型のだけで、子供が授かるなら他の条件はない。ここでは2021年以降100人以上が卵子提供受けた。そのうち日本人は約1割。

前述の医師は日本の人には卵子提供が台湾では合法だとあまり知られていないと思う。日本人の顧客では体外受精に失敗した人が多い。年齢は40から50代の女性だ。若いドナーから提供された卵子の場合、妊娠率は80~90%と高い。

何故、台湾ではドナーが多いのか。まず、秘密が守られる。ドナー補償に45万円。

実際に卵子提供を受けた日本人は10カ月も自分のお腹の中にいて愛情がわく。今まで苦労した気持ちが楽になる。とのこと。

日本には卵子提供に関する法律がない。兄弟の顔が似ていないなどの問題がある。法の整備がされ社会から認められる社会なれば良い。

(以上が2024年9月14日に放送された報道特集の要約です)